開発物語

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P-air開発物語 7

【タイミングが大幅にずれてしまった】 2022年の真夏に私はあえいでおりました。なんとかクラファンにも記事を送り、これでようやく動き出せると考えていたのですが、それも甘かったようでした。 「P-air」開発にあたって、孫や同世代の子供た...
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P-air開発物語 5

クラウドファンディング会社との調整、記事製作、部品調達などなど個人発明家の作業は多岐にわたります。 体は一つでやることは結構多いのです。しかも老人の事ですから、やる気はあっても体がついてこないと言うこともあります。焦ります。そこで方針を定めました。
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P-air開発物語 6

【厳しいなあ】 このwebサイトに掲載したような内容を、クラファンサイトにも書き込みましたね。 もちろん、構造やリターンについても、いろいろ考えましたよ。下書き原稿を作って、それを内容ごとに流し込んで、素読みして文字の間違いなんかも訂正...
開発物語

P-air開発物語 3

【で、どうするか】 2021年春先から取り掛かった、冷風扇制作プロジェクトは、いつしか毎年のように報道される熱中症対策の一つとして、意識するようになりました。 ただ、同じような構造の冷風扇を、すでに誰かが作っているのではないかと考えた私...
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P-air開発物語 4

日本でも数少ない携帯型冷温風扇「P-air」の開発経過をお届けします。 今回は第4話。試作品のアクリルパイプ加工の難しさについてです。溝を等間隔で作れるような工具が存在しないのです。つまり少量でも射出成形で作らないといけないと言うことなのです。ではどうして
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P-air開発物語 2

【冷却技術の検証】 目標ができたので、私はいくつかの冷却方法を検討しました。 一番に検討したのはペルチェ素子を用いる方法でした。 ペルチェ素子を用いた冷温システムは魅力的ではあったものの、素子の片側を冷たくすれば、反対面が熱くなるため...
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P-air開発物語 1

当方が携帯用の冷温風扇開発を開発しようと思ったのは、lNHKの特集で、東南アジアからの出稼ぎ作業員がカタールで原因不明の死亡事故が発生したというニュースに接したところからの話になります。