P-air開発物語 5

【残された時間はわずか。かな?】

年老いると残余時間が限られてきて、早く行動しないと思いを果たせないのではという不安が発生します、なるたけ早く完成普及させたいという気持ちが日増しに強くなってきたのです。そこで、何とか2022の夏に間に合わそうと考えた結果、以下の結論に達しました。

1)今年の夏に向けては、提供はマスプロ製品ではなく、性能の実証実験のために製作した、アクリルパイプ使用でのプロトタイプ組み立てキットをご支援者には提供する。

2)クラウドファンディングの最中に、目標金額が達成できたら、その時点で組み立てキットの筐体は、ABSなど射出成型した樹脂ケースに変更する。ただし筐体の組成を変えた組み立てキットとして提供する。

3)自作組み立てキットとして公開するにしても、アクリルパイプの成型などは、DIYの経験者でなければむつかしい点もあるので、できる限り接着や組み立て作業だけでできる程度の簡単な構成にする。

4)中核部品は特注作成するが、その他の部品は市場に広く流通している製品を使用し、極力オリジナル部品の制作は少なくする。(すべての部品を特注すると、日本国内では数千万円必要になるため)

5)アイデアやプロジェクトの出だしが、「立場の弱い人が損をする」という考えが根底にあり、それを改善できる方法はとれない物かを同時に考える。特に暑さに弱い幼児や児童、生徒への熱中症予防や、対策グッズとして利用してもらえないか。
そのためには、金型製作の時点で、一定数の携帯用冷風扇を幼稚園。小中高など学校にもにプレゼントしたい。
プロトタイプの実証実験機であっても、4月以降の度重なる材料値上げや在庫の絶対的不足から、簡単に大量数を寄付できるわけではないので、1台につき最高4名の支援者からのプレゼントとして、告知に対して応募のあった学校に、現物を寄付することといたしました。
さらに、寄付を受けた学校が、当方の「携帯冷風扇」にご興味を持っていただき、それなりの効果などを実感していただけるようなら、学校内で複数本を非営利で制作されるということを前提に、当方の実用新案使用を該当学校あてに無償許諾することといたしました。

ということで7月にスタートする予定の、支援募集のリターンもあまりない形にすることといたしました。
ところが今度はクラウドファンディングの会社から、横やりが入りました。

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